「めぐみのことば」(10/11) をアップしました2015年10月31日

「めぐみのことば」  一匹の羊を追い求める主イエス(ルカ15:1~7) 山脇正子師

バークレーという注解者は、ルカによる福音者15章の100匹の羊、10枚の金貨、2人の息子のたとえは、福音書中の福音と言い、見捨てられた者たちの福音であると語りました。
このたとえ話は、取税人や罪人たちが、イエスの話を聞こうとして近寄ってきた時、パリサイ人や律法学者たちがつぶやき「この人は罪人たちを迎えて一緒に食事をしている」と、非難した中で語られました。
主イエスは「あなたがたのうちに、100匹の羊を持っている者がいたとする」と。100匹の羊は、普通の農夫の所有している羊の群れです。羊は、弱い動物、守られなければ生きて行くことができません。オオカミにあえばひとたまりもなく、噛み殺されてしまいます。夕方羊飼いは、放牧していた羊を連れ帰り、名を呼び数えます。その時「その1匹がいなくなったら…」と。見失い行方不明になったのです。
そこで「99匹を野原に残しておいて、いなくなった1匹を見つけるまでは捜し歩かないであろうか」と語られました。99匹を残すことは、非常に危険なことです。襲われたり、盗まれたりするからです。しかし、たった1匹を探しに行きます。険しい山坂を超え、暗い谷間を尋ねて、あらゆる危険を冒し、羊飼いの体、足は傷だらけで血が流れたのではないでしょうか。この姿こそ「わたしはよい羊飼である」と語られ、さ迷っていた私たちを捜し求め、十字架にかかり、救いを与えてくださった主イエスのお姿なのです。
そして羊飼いは、見つけたら喜んで肩に乗せ「わたしと一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから」と、羊飼いのぬくもり、大いなる喜びです。
私たちも、羊飼い主イエスにより、魂の牧者であり監督であるかたのもとに、たち帰った1人です。1人を捜される主イエスの手足になれますように。