「福音の風」  牧師 小林 光生2016年07月03日

 先週の祈り会で、「神が選ばれたアロンの杖には芽が出る」という主の約束のことばがあった。
実際にアロンの名前が記された杖は、
「芽をふき、つぼみを出し、花が咲いて、あめんどうの実を結んでいた」とあった。

 あめんどうは「アーモンド」であり、花は日本の桜とそっくりで、アーモンドはチョコレートなどでおなじみだ。またこのアーモンドは春を告げる花であり、「目覚める」とか「見張る」という意味を持っている。

 そこで思い出したのが、あの仏教が盛んであった京都にキリスト信仰に立った学校を建設した新島襄である。多くの戦いの中でも、主の約束があり、山本八重という信仰を共にする女性を妻として歩むことが出来た。

彼はこんな歌を詠んでいる。

 『庭上の一寒梅
  
笑って風雪を侵して開く
  
争はず また力(つと)めず
  
自ずから百花の魁(さきがけ)を占(し)む』

 梅は、別に他者と争うでもなく、力むのでもなく、春を告げる最初の花として咲くのだ。
それは、神さまがそのように造ってくださったからだ。

 わたしたちもそれぞれ、神の畑として花を咲かせ、実を結ぶように主が“いのち”を与えてくださっていることを感謝したい。今日共にする「聖餐」もまさに“主のいのち”なのだ。