「福音の風」 (1/21) をアップしました。2018年02月03日

 福音の風  小林和子牧師

 「見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。まことに、すべての人はその盛んな時でも息にすぎません。わたしはあなたに身を寄せる旅人、わがすべての先祖たちのように寄留者です。」詩篇37篇5,12節

今日の詩篇37篇は気になる言葉が何回も出てきました。その時は新改訳聖書で読んでいたからでしょう。「むなしい」という言葉でした。聖書にこんなにに「むなしい」という言葉が並んでいるのはおかしいと思い、口語訳訳聖書を読み返してみますとその箇所は5節の「息にすぎません」となっています。なんだか笑えてきました。
 私たちが「あーあ」とため息をつくように短いものであるというのです。 また口語訳聖書に出てくるむなしくという語は「無駄に動き回ったり騒いだりする」ことに用いられているのです。
 若いときにニーチェやヘッセの本を読んで、「ニヒリズムだ!」とつぶやいたり、粋がっていたことを思い出しました。聖書の伝道の書に出てくるむなしさを語り合ったこともあります。
 神さまの恵みを頂いたとき私たちは天国を目指す旅人、あるいはこの世の寄留者となりました。目的と使命を頂いて生きるようにされたのです。自分の弱さや罪を許していただいた者として主に仕えていくという恵みを感謝したいと思います。