「福音の風」(2/25) をアップしました。2018年02月25日
福音の風 小林光生牧師
冬季オリンピックが開かれている。2004年アテネ五輪での体操実況放送で「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」という言葉は有名だ。
今日は旧約聖書出エジプト記の最後からのメッセージで、「主の栄光が幕屋に満ちた」という場面である。
ユダヤ人のラビは、一般の栄光と区別して、神の特別の現れを「シャカイナ・グローリー」と呼んだ。
出エジプト記での大きな出来事をふり返ってみよう。
<モーセの誕生> 赤ちゃんのモーセは川に流されたが、エジプトの王女によって救い出された。
<神の名前> モーセの神への問い「あなたの名前は?」に対して「わたしは有って有る者」とういうお答えがあった。
<出エジプト> 奴隷の地エジプトからの脱出が旧約聖書で最も大きな出来事であったと言ってよい。
<十戒を授かる> 神の宝の民としての歩みが命じられている。
出エジプト記の後半は神を礼拝する幕屋建設のための記事がずーっと続く。最後にこの40章でその幕屋が組み立てられて、主の栄光が幕屋に満ちたのだ。
出エジプトの目的は、エジプト脱出だけでなくて、主を礼拝しつつ約束の地を目指すことであった。そうして主の臨在のしるしである「雲の柱」「火の柱」に導かれた。
私たちも主を礼拝して、神様だけが持っておられる輝きを映し出す者とさせて頂きたい。