「福音の風」(2019/12/15) をアップしました2019年12月15日

「ユダヤ人の王としてお生まれになった方はどこにおられますか」

これが東方から救い主イエス・キリストを探しにヘロデ王の所に来た博士たちの問いである。そうして「真の王はどこにおられるか」というのがマタイによる福音書の主題ともなっている。
旧約聖書で代表的な王はダビデである。マタイは主イエスの系図を次のようにまとめている。アブラハムからダビデまでの代が十四代、ダビデからバビロンへ移されるまでも十四代、そして、バビロンへ移されてからキリストまでも十四代である。
アブラハムは、主からの祝福の約束を与えられて旅立ちをして約束の地に向かった。ダビデから14代は、このダビデ王国が滅びて望みが見えないような時代である。このような時に「王」として主イエスはベツレヘムにお生まれにあった。
実はダビデという名前は英語表記ではDVD と書き、それぞれの文字は数字を表す。Dは4でVは6である。
ダビデという文字は4+6+4=14となる訳である。それぞれの時代は14代ではなくて、いわばマタイがこのようにまとめている。マタイは,まさにキリストはアブラハムの子(約束の子)ダビデの子(王の子)であると表現しているのではないかと思う。
 この「ユダヤ人の王」をヘロデ王はどのように迎えたか。「自分以外で王となるものを抹殺する」悲惨な出来事が起こったのである。
 ユダヤ人の王であるだけでなくて、主イエスは、私たちの王であられる。この王をどのようにして迎えるか。