「福音の風」(2019/5/19) をアップしました2019年05月19日

星野富弘さんの詩で「貧乏くじ」とういのがある。
貧乏くじ 引いてみるといいですよ
私はすごいのを 当てたことがあります
希望とか愛とかどこにでも ありそうですが
本物はなかなか 手に入らない ものが当たるんです
貧乏くじ はずれはないそうです
引いてみるといいですよ

 星野富弘さん自身、体育の指導中のけがで車いす生活になり「貧乏くじ」を引いたように思えるかもしれない中から素晴らしい絵と詩の作品が生み出されている。
 今日登場するエステルは、イスラエル王国が滅びてペルシャ王国で捕囚の生活をしていた。エステルには「父も母もいなかった」とある。叔父(おじ)の「モルデカイ」に養女として育てられていた。いわばもっともよくない「くじ」を引かせられたようなものだ。
 そのエステルがなんと、ペルシャのアハシュエロスの王妃に選ばれてしまったのだ。エステルは自分がユダヤ民族の出身であることを明らかにせずに王妃として生活を始めた。そのような時にユダヤ民族を滅ぼそうとする計画がハマンによってなされた。その計画を実行する日が「くじ」で決められたのだ。
その時にエステルは「わたしが死ななければ、死にます」と命を賭(と)して、イスラエルの解放のために立ち上がるのだ。