「福音の風」(2019/7/28) をアップしました2019年07月28日

今日は旧約聖書の雅歌からの説教である。雅(みやび・が)は、上品で美しいことである。ヘブル語聖書では歌(複数形)の中の歌という意味である。読んでみるとこれは、花婿と思われる男性と花嫁と思われる女性の「愛の歌」である。
 どうしてこのような「愛の歌」が旧約聖書に入っているのだろうか。それは、この愛の歌は神様と旧約聖書の民との関係を表しているからである。私たちにとっては、「神はそのひとり子を賜ったほどのこの世を愛してくださった」と神と私たちの愛を歌うものとして受け止めることができる。
 今日の説教箇所では、最初に「自分の愛する者に寄りかかって、荒野から上って来る者はだれですか」8章5節との合唱である。結婚式で花婿、花嫁のお互いへの愛の賛歌が歌われるのを思い出す。
 次に「愛の危機」である。この地上での愛には危機が伴う。「わたしが愛のために病みわずらっていると、彼に告げてください」これは花嫁のことば。5章8節  
 最後に「愛の勝利」である。「わたしをあなたの心に置いて印のようにし・・愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです」8章6節
 愛のしるしは印鑑であり、これを「首にかけ心臓のある胸に置いてください」というのである。
新約聖書の私たちには「聖霊によっての証印を押されている」という約束が与えられていることを忘れてはならないエペソ4章10節「大水も愛を消すことはできないのである。