「福音の風」(6/4 小林光生牧師) をアップしました2017年06月04日

「福音の風」 小林光生牧師

 以前牧師研修会で伊豆の国市という伊豆半島にある旅館の泊まったことがある。宿泊した所の玄関に赤白の幕が張られていた。同じ市にある「韮山(にらやま)反射炉(はんしゃろ)が世界遺産に登録決定しました!」これを祝っての幕だ。
 二日目の午後、自由時間に見学に出かけた。反射炉とは、鉄を溶かし、大砲を作るための溶解炉である。ここで造られた大砲が、江戸の「お台場」に据えられたということだ。お台場といえばテレビ局がある所なのだが、元々は大砲を置く場であったのを初めて知った。
 車で行ったのだが、カーナビが古いのか操作がまずいのか「韮山反射炉」が出てこないので、地図を見ながら出かけたが見つからない。
 そこでバス停でバスを待っている人に聞いてみた。その方はちょっと困った顔で「こちらじゃないよ」との返事。少し走って、駐車場で車を停めている人に尋ねた。その方は絵を描くように説明してくれて、無事に着くことが出来た。
 ちょうどある芥川賞を受けた作品を読んでおり、思いついた。人間の救いの道についても「ここじゃあない」と指し示すのが文学の限界だ。「これが道ですよ」と教えて下さったのがイエス・キリストである。
 今日は召天者記念礼拝である。私たちも駅伝のランナーのように、この救いの道を(たすき)をつないでいきたい。