「福音の風」(8/26) をアップしました2018年08月26日

 「人生最悪の日」とはどんな日だろうか。
旧約聖書の王ダビデの場合であるが、自分の息子アブサロムに生命をねらわれるという場面が今日の礼拝説教で登場する。
 実はこのような事態になるには多くの出来事を通じてである。このアブサロムには母親が違う多くの兄弟がおり争いがあった。アブサロムの兄であるアムノン(ダビデの長男)は、アブサロムの妹を犯してしまい、アブサロムは後にアムノンに復讐して殺してしまうのである。その後親子関係がぎくしゃくしていた。
 父ダビデは政治的には立派な王であったが、家庭においては「駄目なものは駄目」とはっきりといえないような姿を発見する。これは、ダビデ自身が自分の兵士の妻を奪ってしまうという罪を犯していた出来事が影響しているのではないかと思ってしまう。
 ダビデ王は自分の息子のクーデター(武力で政権を奪うこと)で生命をに対して武力で立ち向かうのではなくて、ひとまずは落ち延びるのである。そうして自分が絶対正しいとは主張するのではなく、次のように言うのである。
「主はわたしの悩みを顧みてくださるかもしれない。また主はきょう彼ののろいにかえて、わたしに善を報いてくださるかも知れない」サムエル記下16章12節
 この「かもしれない」は疑いのことばではなくて、神様にゆだねたことばであろう。