「福音の風」~わたしのあかし 1~  牧師 小林 光生2016年04月20日

 私は、今はのっぽビルが立ち並ぶ東京の新宿で、父小林亀治、母春江の3番目のこども、また長男として「オギャー」と神様の傑作品としてこの地上に生まれました。
(自分からこういうのは変ですが・・)
聖書の言葉から「光、生まれる」と書いて「光生」と読みます。

 父親は、当時福音十字軍という全国各地をめぐって天幕伝道でイエス・キリストの教えを宣べ伝える働きをしておりました。
ですからふだんの日は父親なしの生活であったと思います。
そのような中でも「日々の糧を今日も与えたもう、恵みの御神はほむべきかな」という賛美を歌って、祈ってからごはんを食べていました。

 私の父親は牧師でしたが、ふだんの生活で厳しいということはありませんでした。
むしろ、一緒におふろに入り両手を組んで水を飛ばす水鉄砲のやり方を教えてくれたり、すもうをとったりして一緒に遊んでくれる父親でした。

 母親は、やさしい所と同時に豪快なところがありました。
戦争中、牧師であるということで宗教弾圧にあい、東京から広島に護送されて取り調べを受けたことがありました。
男性の刑事に取り囲まれて、「広島に行く」とも教えられずに夜行列車に載って移動される時も、列車の中で「ぐっすり寝込んで」刑事に「お前、よく寝られるな」と言われたそうです。
色々と取り調べを受けた後で、「イエス・キリストを信じるのをやめるか」と迫られたときに
「私は、イエス・キリストを信じることをやめることは出来ません」と宣言したのです。

 その時、母親は結婚してすぐの時でした。