礼拝説教「あなたが信じたとおりになるように」2020年07月12日

「ただ、お言葉を下さい。そうすれば僕はなおります。」マタイ8章7節(後半)

今日登場するのは、百人隊長です。部下の病気の癒しを願う、ローマ帝国の役人であり、明らかに異邦人でしょう。

主イエスは、この役人の信仰をほめておられるのです。「これほどの信仰をイスラエルの中にみることができない」

この男性の信仰はどのようなものでしょうか。それは、救い主イエスの権威を認めて、「あなたのことば、約束をください。そうすれば、わたしのしもべはなおります」といったのです。

わたしたちの生活で「だれのことばを聞いて歩んでいるか」が問われているのです。

 

ある人物を紹介します。口語訳聖書の翻訳にもかかわった山谷省吾(せいご)という方で岡山県の津山の出身の方です。

津山時代は天才のような少年であったそうですが、東京の東京帝国大学に行って挫折感を味わい、キリスト信仰に導かれます。卒業後に当時のエリート役所であった内務省に務めるようになりました。

天皇が地方の神社に参拝する代わりに、勅使が派遣されるのです。山谷省吾はその勅使の務めの命令を断ったのだそうです。しかも、上からの命令に対して思い悩んだ上での決断ではなくて、当然のように「わたしにできません」と断ったのです。当時天皇は、絶対的な権威をもっていると考えられていました。しかし彼にとってはそれ以上に、主イエスにあっての神の権威の中で生きていることを示したのです。

復活された主イエスは「わたしは天においても地においても一切の権威を授けられた」と言われた。このお方に「みことばをください」と叫び、祈ることができることが出来るのです。感謝!