礼拝説教「わたしの教会を建てよう」2020年11月01日

今日は、主イエスの弟子の代表ともいえるペテロが「あなたこそ、生ける神の子キリストです」と信仰の告白をした場面です。ある説教者がこの所をこのように説明しています。
「このところは、マタイによる福音書における分水嶺、峠のように、大切な分岐点である。マラソンで言えば、折り返し点である。あとはゴールに向かって走る」。
まずこの告白はどこでなされたかです。ピリポ・カイザリアでなされたのですが、この町はローマ皇帝にちなんだ地名で、 異教の神々の影響が強い所であり、ヘロデ大王の別荘があったそうで
す。
主イエスはガリラヤ湖のそばの山の上で弟子たちと群衆に教えられました。またガリラヤ湖で嵐の中で弟子たちに「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われたのです。その後で、外国の地ともいえるツロ、フェニキアの地で異邦の女性の娘をいやしされました。
これらのガリラヤ湖を中心とした宣教の後で、この信仰問答がなされたのです。ペテロの信仰のことばはどのようなものであったでしょうか。
まず「主は今も生きているお方です」というのがペテロや私たちの信仰のことばです。
次に、「神の子です」という信仰のことばです。私たちも主イエスの十字架により罪ゆるされた「神の子」としての歩みが与えられていくのです。
最後に「キリスト」つまり「救い主・メシア」であるという信仰のことばです。
この信仰のことばに主イエスは、ペテロに約束されたのです「 わたしもあなたに言う。あなたはペテロである。そして、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てよう。黄泉の力もそれに打ち勝つことはない。」 まさに「キリストの<教会建設宣言が>なされた」といえるのです。