礼拝説教「アブラハムの神、イサクの神 、ヤコブの神である」2021年03月14日

今日の聖書箇所では、十字架を前にして主イエスと、色々な当時の指導者との「質問と答え」が書かれてある。
最初に登場するのが、パリサイ人であるが、ヘロデ党という政治による解放と救いを求める人たちと計らって質問をした。「国に税金を納めるべきでしょうか」という質問であった。
「それでは、カイザルのものはカイザルに、神のものは神に返しなさい」。これが、主イエスの答えであった。

次に登場するのは、裕福でいわば「お金による解放と救いを求めていたサドカイ人であった。彼らは「復活はない」と信じていたので、多くの人と結婚した女の人は天国で「だれの奥さんになるのですか」という質問をした。『わたしはアブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である』と書いてある。神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神である」。これが主イエスの答えであった。

「神はアブラハム、イサク、ヤコブの神であった」ではなく、今も生きて、イエス・キリストを通じて、復活の望みを与えてくださるお方なのである。パリサイ人がまた登場する。聖書の律法を通じての救いを求めて来た人々である。パウロもパリサイ人であった。彼らの質問は「律法の中で何が一番大切なのですか。」
「神を愛しなさい。また「自分を愛するように隣人を愛しなさい」が主イエスの答えであった。

最後に、主イエスは反対に質問をされた。それが「あなたがたは、メシヤとしての私をどう思うか」というものであった。マタイは、系図のはじめで主イエスを「アブラハムの子であるダ
ビデの子、イエスキリスト」と紹介した。キリストは系図では「ダビデの子」として、苦しみの歴史の中で生まれてくださった。しかも「ダビデや私たちの主」として十字架にかかりよみがえってくださった。ハレルヤ!