礼拝説教「パウロの最後のあいさつ」2021年10月24日

ハンカチ王子と言われ、プロ野球の日本ハムの入団して引退し た、斎藤佑樹投手の「最後のあいさつ」を読んで「名言」だと思 った。「斎藤は持っていると言われたこともありました。でも本 当に持っていたら、いい成績も残せたでしょうし、こんなにけ がもしなかったはずです。ファンの皆さんも含めて、僕が持っ ているのは最高の仲間です。皆さんと過ごした時間は僕の一生 の宝物です。長い間、本当にありがとうございます。きっとまた お会いしましょう。」

ローマ書、最後のメッセージは「パウロの最後のあいさつ」で ある。ここで30 名くらいの人に「○○によろしく」と書かれてあ る。名前がただ並んでいるように思える。だが、ここに当時の教 会の様子、持っていた素晴らしいものがわかる。

まず女性の活躍である。この手紙をローマの教会に届ける「フ ィベ」は教会の執事(今の役員のよう)であった。また3節には、 伝道者パウロの片腕となった同労者夫婦を紹介するときに、妻の 名前「プリスカ」で始まっている。13 節には「ルポスによろしく」 とあるが、「彼の母は私の母でもある」とまるで家族のようにし ている女性が出てくる。

次に「家の教会」の存在である。プリスカとアクラ夫婦の家が 教会のように用いられている。

もう一つ、これらの人々の中には当時として身分の高い者も、奴隷であった人も区別なく「よろしく」となっていることで ある。11 節のヘロデオンはヘロデ王家の一族だと言われる。

そうして何よりも、この挨拶また手紙が、神への「頌栄」で終 わっていることが大切である。

すなわち、唯一の知恵深き神に、イエス・キリストにより、 栄光が永遠より永遠にあるように、アァメン。16 章27 節 私たちの毎日も、生涯の最後も頌栄で終わりたい。