礼拝説教「マタイが記した福音」2020年12月06日

今日は、クリスマスを待ち望む待降節第二主日です。
新型コロナ・ウィルスにより分散になった時より、礼拝中継録画を始めました。最初は「聖書における危機」シリーズでしたが、その次にマタイによる福音書6章よりの説教でしたので、今日はマタイの最初よりクリスマス・メッセージをさせて頂きます。
まず「マタイによる福音書」という書名についてです。「福音書」という書名は一般的にはなじみがないかもしれませんが、何がかかれているかがわかるかわかります。
旧約聖書の最初、創世記は「はじめに神は天と地とを創造された」に始まります。アダムから始まるのですが、実はイスラエルの民に与えられた十戒をはじめ律法(トーラー)が書かれています。その他に、歴史書や預言書、文学書などが旧約聖書にあります。
新約聖書は「イエス・キリストを通じて与えられている「福音」つまり「グッド・ニュース」で始まっています。
マルコによる福音書の最初は、「神の子イエス・キリストの福音のはじめ」とあり、主イエスを紹介するバプテスマのヨハネについてから始まっています。
マタイの福音書は、主イエスの系図から始まって、「アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。」とあります。 系図は私たちにはあまりなじみがないかもしれませんが、この「福音が」まずイスラエルの民のために書かれたものであることがわかります。その福音がどのように全世界に広がっていくが主題です。
アブラハムは、「あなたはイスラエルのまた世界の<祝福の基(もとい)>となる」という約束を与えられた人物です。またダビデはイスラエルの王でした。主イエスを通じて「世界の真の王はだれでしょか」がこの福音書は問うているのです。