礼拝説教「僕(しもべ)であり使徒であるパウロ」2021年05月30日

教会のホームページに「礼拝中継」という欄がある。ここに昨年の 4 月19 日から緊急事態宣言による分散礼拝中継録画を載せている。「聖書における危機」という主題で 7 回、その後にマタイによる福音書からのメッセージと続いてきた。

「マタイによる福音書が終わる頃にはコロナが落ち着いているかな」と願っていたが、2021 年5 月現在、岡山県でも非常事態宣言がなされている。

マタイによる福音書からのメッセージの後は、ローマ人への手紙からの説教と導かれている。主題を次のようにしたい。「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。」ローマ人への手紙1 章16 節

マタイによる福音書は主にユダヤ人のために書かれたものであったが、この福音がどのようにしてギリシャ人にも、また日本人にも福音であるかを確認していきたい。

この手紙で、パウロは自己紹介として「キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロから」と紹介している。キリストに仕える<しもべ>としてのパウロ、神から全権大使として遣われたパウロがこの手紙の著者である。受取人は「神に愛され、召された聖徒」であるローマ教会員である。ローマ教会は最初、ユダヤ人中心の教会であったが、紀元49 年に皇帝クラウデオがユダヤ人追放令を出した後に、異邦人が多い教会となった。今回、ユダヤ人にも、異邦人にも救いを得させる福音を学びたい。