礼拝説教「天での祝宴」2020年10月11日

2020 年このコロナ禍の中で柵原教会では二人の教会員を、天に送くりました。大きな出来事でした。

マタイによる福音書 13 章は、主イエスの譬えを通じての説教集です。14 章では、このガリラヤ地方での出来事が記されています。
今日の説教題は、「天国での祝宴」というものです。主イエスが 5 つのパンと 2 匹の魚で 5 千人の給食をされたところです。実は、このことの前に大きな事件ともいえることが起こっています。それは、主イエスの先駆者、道を備え整えていたバプテスマのヨハネが殺されてしまいます。
このガリラヤの領主ヘロデが自分の誕生祝いの席で、酒の勢いであろうことか「何でも望むものをあげる」と自分の兄弟から奪ったヘロデヤという妻の娘に誓ってしまったのです。
娘の母ヘロデヤの願い通りの、バプテスマのヨハネの首が酒宴の中、お盆に載せられてきたというのです。それが実現したのです、悲惨な出来事です。その後です、主イエスは「一人になるために、舟で寂しいところに行かれました。しかし、群衆は、主イエスを一人にさせません。私ならば、「もういいかげんにして欲しい。牧師も人間なのだから、休ませてください!」と叫んでしまいそうです。しかし、主イエスはここで、メシア(救い主)として働きをなされたのです。天国での祝宴の前祝いとして表して下さったのが、この食事会なのです。
「たった 5 パンと 2 匹魚しかない。」 これを主イエスは「なんだ、これだけですか」とは言われません。「それをここに持ってきなさい」と言われ、祝福されたのです。そしてパンを裂かれ弟子に渡されたのです。これは十字架の上に裂かれた、主のからだを意味すると思います。ここに、「天国での祝宴」の始まったのです。
召天された方々を含め、私たちも「天国の祝宴」に招かれていることを覚えたいと思います。