礼拝説教「巻物の封印を解くお方」2021年12月05日

ヨハネがエーゲ海に浮かぶパトモス島に流されて見た<将来>について幻が4章から始まった。ヨハネは天への門をくぐり「天に玉座(ぎょくざ)があり、そこに座っている方」を見たのであった。玉座とは王様が座るところであり、主なる神が座しておられる。そこでは、天上での礼拝がなされており、24人の長老(すべてのキリストにある信徒の代表)と全被造物を代表する4つの生き物が賛美しているのである。

そうして、この5章でいよいよ、栄光のイエス・キリストが登場されるのである。

ヨハネは玉座に座っておられる方の右の手にある巻物(裏も表も書いてある)を見たが、その封印を解くものがいないのである。この巻物はこれから将来の救いとさばきの預言が書かれているのである。ヨハネは、だれもこの封印を解く者がいないので<泣く>のである。

そこで登場してくるのが、<小羊>と表現されている栄光のイエス・キリストである。このお方こそ、将来の歴史を開かれるお方であり、賛美を受けるに<ふさわしい>のである。天上に登っているヨハネだから、この地上のことは関係ないとも思えるが、迫害のために将来が見えないヨハネにとって大きな励ましになったのではないかと思う。

私たちも、この<小羊イエス>を将来の歴史の封印を解くお方として賛美し、礼拝する特権が与えられているのである。

ヘンデルのメサイアはこの5章12節「ほふられた小羊こそは、力と、富と、知恵と、勢いと、ほまれと、栄光と、さんびとを受けるにふさわしい」に続いて「アーメン」で終わっている。