礼拝説教「福音を恥としない」2021年06月06日

「キリスト・イエスの僕(しもべ)であり、また神の福音の使徒である」というのがパウロの自己紹介であった。 今日の礼拝説教の箇所も「わたしは・・・である」が多い。パウロが自分自身の確信が語られて、ローマ人への手紙の主題が明らかにされている。

「わたしは福音を恥としない。それは、ユダヤ人をはじめ、ギリシヤ人にも、すべて信じる者に、救を得させる神の力である。」1:16 このことばをローマ人への手紙の主題聖句とさせて頂きたい。

「福音は神の力」とパウロはわたしたちにも訴えている。福音は世界の歴史を、わたしたちを変革する力がある。14 節は小林光生の人生を変えた(ちょっとおおげさですが)みことばです

「わたしには、ギリシヤ人にも未開の人にも、賢い者にも無知な者にも、果すべき責任がある。」

私が献身して牧師となるために聖書学院に入る時に与えられたものである。いわば、わたしの<人生を変えた>ことばである。ギリシャ人にもとあるのは当時の知識階級の人で、未開の人とはそれ以外の人であり、つまりすべての人にはたすべき責任(負債とも訳される)を負っている。

17 節後半の「信仰による義人は生きる」という箇所は、ルターを通じて宗教改革をもたらした聖書箇所であり、まさしく<世界を変えた>のである。

17 節の前半は、口語訳は「信仰に始まり信仰に至らせる」とあるが、新しい翻訳の共同訳では「真実により信仰へ}となっている。ここでの「信仰」は「真実」とも訳せる。共同訳は私たちの信仰と共に主イエスの真実が強調されている。