礼拝説教 「主のあわれみは燃えつきない」2020年03月22日

今日は、旧約聖書の「哀歌」からメッセージである。ヘブル語の聖書では「ああ!」という書名である。現在、日本中、世界中が新型コロナウイルスにより「ああ!」という苦しみの叫びがあがっている。 この哀歌では、エルサレムの滅亡の出来事の中での「ああ!」である。
 神戸の貧民街で救済運動をされた、賀川豊彦が「エレミヤ哀歌に学ぶ」という題の説教をされている。哀歌の3章29節以下を一番好きな句として紹介している。
「口をちりにつけよ。もしや希望があるかもしれない。
自分を打つ者に頬を与え、十分そしりを受けよ。
主は、いつまでも見放してはおられない。
たとい悩みを受けても、主は、その豊かな恵みによって、あわれんでくださる。」
この意味を次のように解説している。
「口を塵につけて、神よりの苦しみを経験しなければならない時がある。その時の気持ちを忘れないようにしていれば神は永く捨ててはおきたまわないというのである。・・・」
ここで、回復や希望の根拠となっているのが「主のいつくしであり、あわれみ」である。哀歌3章22節には、この二つが共に使われている。
「主のいつくしみは絶えることがなく、そのあわれみは尽きることがない。」
この主のいつくしみとは、「契約に基づく、主のかわらない愛」である。またあわれみとは「子どもを宿すお母さんの,胎」という意味を持つことばが使われている。
「主のあわれみは燃えつきない」というメッセージである。